アズパートナーズが求めている介護人材とは?

アズパートナーズが求めている介護人材とは?

  • 中途

アズパートナーズではどのような人材を求め、どのような育成が行われているのか。介護人材の育成や研修に携わる2人のアドバイザーに話しを聞きました。

目次

    作業的介護から、お客様一人ひとりの人生の満足度を高める介護へ

    F.M:
    アズパートナーズでは、お客様に対して大切にしている想い、つまり企業理念や行動規範などがあるのですが、その中でも重視しているのは、「世代を超えた暮らし提案型企業」としてアズパートナーズに関わって頂いた方々の幸せと満足を本気で追及することです。

    幸せを本気で追及すること、つまり介護は究極のサービス業なのだと思います。

    E.S:
    そうですね。私もサービス方針を掲げ、成果指標の達成に向けて具体的に取り組んでいるところがアズパートナーズの魅力だと思います。

    F.M:
    ここで改めて考えたいのですが、究極のサービス業の「究極」はどのようなことだと思いますか?私は他のサービス業との違いは、その方の人生に直接かかわらせて頂いて、「本当にいい人生だ」あるいは「本当にいい人生だった」と最期まで感じていただけるサービスをすることだと考えています。

    E.S:
    そうですね。しかも「いい人生」の答えはご本人しかお持ちでないので、アプローチの仕方も一人ひとり異なってきます。サービスやお声がけ一つにしても、Aさんに喜んでもらえたことが、Bさんに通じるかというとそうではないんですね。

    そういう意味では、個別性を追求し、その方が何を求めているのか、どう関わればご満足いただけるかを考え続けることが究極のサービスにつながると考えています。

    F.M:
    個別性の追究を支援する取り組みの一つとして「夢を叶えるプロジェクト」の企画・実施がありますね。これは、ご入居者の夢をスタッフが協力して叶えるという取り組みですが、何かおいしいものが食べたいといった一過性の夢を叶えるだけでなく、その方の人生の目標や将来的な楽しみ、生きがいへと繋がる取り組みになるよう、ケアマネジャーや他職種とも連携をして事業所全体でサポートしています。

    E.S:
    そのためには、単に作業的な介護スキルを身につけ、高めていくだけでなく、その方のこれまでの人生を知り、想いを感じ取り、共感し、積極的に働きかけようとする人間力の育成や評価が何より重要になってきます。

    アズパートナーズの評価基準においても、いかにこの会社の理念を理解し、高い人間力をもって行動し続けているかが大きなウェイトを占めています。

    誰もが高水準のケアを再現できる、科学的介護へ

    F.M:
    こうした個別性とともに今後も引き続き追求していきたいテーマが、介護の科学性だと思います。正直なことを言えば、社会における介護職の職位や重要性や専門性をもっと高めていきたいと思っています。そのためには、誰もが介護の理由や必要性を論理的に述べることができ、誰もがある水準以上の介護技術を再現し、統一したケアができることが必要なのではないでしょうか。

    E.S:
    そのためには、介護スタッフが学び向上できる余地はまだまだあると思います。例えばお客様が毎日服用するお薬や疾患のことについて、これまでは看護スタッフに任せきりでしたが、本当にそれでいいのかという疑問があります。

    F.M:
    お客様と最も近い場所で最も多く接しているのが介護スタッフですからね。ご入居者やご利用者が普段どのような薬剤を使用しているのか、それは本当に必要なのか。例えばお通じの薬についても、日々の水分補給や食事で改善できないか。睡眠導入剤がなければ眠れないご入居者には、精神的なケアを行ってその使用頻度を減らせないか。私たちが科学的、医療的な知識を高めることによってできること、気付くことは多いと思います。

    E.S:
    別のセクションだからと任せきりにしないで、お客様のクオリティオブライフを実現するには何が必要か、自分には何が足りないかを考え、常に学び向上し続けることが、介護スタッフの地位を高めることにつながります。私たちもそういった介護スタッフの向学心に応え、それをよりいっそう評価できるような研修プランや制度を現在考えているところです。

    求めているのは介護の理想を追求する同志

    F.M:
    そんな私たちアズパートナーズが求めている人材は、やはりこれまで述べてきたような考えと取り組みに共感してくれる方ですね。介護の個別性と科学性を理解し、「根拠のある介護」とは何かを常に考え、それを現場で体現できるスタッフがこれからも増えればいいなと思います。

    E.S:
    現場のニーズや意見をどんどんリサーチして、それを私たちアドバイザーに伝えられる方は大歓迎です。「究極のサービス業」とは何か、という私たちの意見は、あくまで1つの考え方です。人材育成に携わる私たちも、現場で活躍する皆さんとともに学び、進化し続けていきたいと考えています。

    F.M:
    現場の介護スタッフからケアリーダー、各事業所長、アドバイザーから社長に至るまで、左右だけでなく上下の風通しが良いこともアズパートナーズの魅力ですからね。

    ここで働く誰もが大きなやりがいと夢を抱いて、ゆとりある笑顔でお客様と向き合うことができ、だからこそお客様の笑顔を生み出すことのできる事業所。そんな理想の介護環境を、これからも全員で創り出していきたいですね。

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